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-rw-r--r-- | Documentation/translations/ja_JP/SubmitChecklist | 4 | ||||
-rw-r--r-- | Documentation/translations/ja_JP/SubmittingPatches | 5 | ||||
-rw-r--r-- | Documentation/translations/ja_JP/index.rst | 2 | ||||
-rw-r--r-- | Documentation/translations/ja_JP/process/howto.rst (renamed from Documentation/translations/ja_JP/howto.rst) | 72 |
4 files changed, 39 insertions, 44 deletions
diff --git a/Documentation/translations/ja_JP/SubmitChecklist b/Documentation/translations/ja_JP/SubmitChecklist index 4429447b0965..1759c6b452d6 100644 --- a/Documentation/translations/ja_JP/SubmitChecklist +++ b/Documentation/translations/ja_JP/SubmitChecklist @@ -56,8 +56,8 @@ Linux カーネルパッチ投稿者向けチェックリスト 9: sparseを利用してちゃんとしたコードチェックをしてください。 -10: 'make checkstack' と 'make namespacecheck' を利用し、問題が発見されたら - 修正してください。'make checkstack' は明示的に問題を示しませんが、どれか +10: 'make checkstack' を利用し、問題が発見されたら修正してください。 + 'make checkstack' は明示的に問題を示しませんが、どれか 1つの関数が512バイトより大きいスタックを使っていれば、修正すべき候補と なります。 diff --git a/Documentation/translations/ja_JP/SubmittingPatches b/Documentation/translations/ja_JP/SubmittingPatches index 66ce0d8b0526..5334db471744 100644 --- a/Documentation/translations/ja_JP/SubmittingPatches +++ b/Documentation/translations/ja_JP/SubmittingPatches @@ -35,8 +35,7 @@ Linux カーネルに変更を加えたいと思っている個人又は会社 てもらえやすくする提案を集めたものです。 コードを投稿する前に、Documentation/process/submit-checklist.rst の項目リストに目 -を通してチェックしてください。もしあなたがドライバーを投稿しようとし -ているなら、Documentation/process/submitting-drivers.rst にも目を通してください。 +を通してチェックしてください。 -------------------------------------------- セクション1 パッチの作り方と送り方 @@ -451,7 +450,7 @@ Reviewed-by: タグは、それとは異なり、下記のレビューア宣言 状況においてその宣言した目的や機能が正しく実現することに関して、 いかなる保証もしない(特にどこかで明示しない限り)。 -Reviewd-by タグはそのパッチがカーネルに対して適切な修正であって、深刻な技術的 +Reviewed-by タグはそのパッチがカーネルに対して適切な修正であって、深刻な技術的 問題を残していないという意見の宣言です。興味のあるレビューアは誰でも(レビュー 作業を終えたら)パッチに対して Reviewed-by タグを提示できます。このタグは レビューアの寄与をクレジットする働き、レビューの進捗の度合いをメンテナに diff --git a/Documentation/translations/ja_JP/index.rst b/Documentation/translations/ja_JP/index.rst index 43b9fb7246d3..0b476b429e3b 100644 --- a/Documentation/translations/ja_JP/index.rst +++ b/Documentation/translations/ja_JP/index.rst @@ -11,7 +11,7 @@ .. toctree:: :maxdepth: 1 - howto + process/howto .. raw:: latex diff --git a/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst b/Documentation/translations/ja_JP/process/howto.rst index 649e2ff2a407..8d856ebe873c 100644 --- a/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst +++ b/Documentation/translations/ja_JP/process/howto.rst @@ -65,7 +65,7 @@ Linux カーネル開発のやり方 - 『新・詳説 C 言語 H&S リファレンス』 (サミュエル P ハービソン/ガイ L スティール共著 斉藤 信男監訳)[ソフトバンク] カーネルは GNU C と GNU ツールチェインを使って書かれています。カーネル -は ISO C89 仕様に準拠して書く一方で、標準には無い言語拡張を多く使って +は ISO C11 仕様に準拠して書く一方で、標準には無い言語拡張を多く使って います。カーネルは標準 C ライブラリに依存しない、C 言語非依存環境です。 そのため、C の標準の中で使えないものもあります。特に任意の long long の除算や浮動小数点は使えません。カーネルがツールチェインや C 言語拡張 @@ -86,9 +86,14 @@ info ページ( info gcc )を見てください。 -------- Linux カーネルのソースコードは GPL ライセンスの下でリリースされていま -す。ライセンスの詳細については、ソースツリーのメインディレクトリに存在 -する、COPYING のファイルを見てください。もしライセンスについてさらに質 -問があれば、Linux Kernel メーリングリストに質問するのではなく、どうぞ +す。ソースツリーのメインディレクトリにある COPYING のファイルを見てく +ださい。Linux カーネルのライセンスルールとソースコード内の +`SPDX <https://spdx.org/>`_ 識別子の使い方は +:ref:`Documentation/process/license-rules.rst <kernel_licensing>` +に説明されています。 + +もしライセンスについてさらに質問があれば、 +Linux Kernel メーリングリストに質問するのではなく、どうぞ 法律家に相談してください。メーリングリストの人達は法律家ではなく、法的 問題については彼らの声明はあてにするべきではありません。 @@ -111,7 +116,7 @@ linux-api@vger.kernel.org に送ることを勧めます。 以下はカーネルソースツリーに含まれている読んでおくべきファイルの一覧で す- - README + :ref:`Documentation/admin-guide/README.rst <readme>` このファイルは Linuxカーネルの簡単な背景とカーネルを設定(訳注 configure )し、生成(訳注 build )するために必要なことは何かが書かれ ています。 カーネルに関して初めての人はここからスタートすると良い @@ -145,7 +150,8 @@ linux-api@vger.kernel.org に送ることを勧めます。 この他にパッチを作る方法についてのよくできた記述は- "The Perfect Patch" - http://www.ozlabs.org/~akpm/stuff/tpp.txt + https://www.ozlabs.org/~akpm/stuff/tpp.txt + "Linux kernel patch submission format" https://web.archive.org/web/20180829112450/http://linux.yyz.us/patch-format.html @@ -161,7 +167,7 @@ linux-api@vger.kernel.org に送ることを勧めます。 このドキュメントは Linux 開発の思想を理解するのに非常に重要です。 そして、他のOSでの開発者が Linux に移る時にとても重要です。 - :ref:`Documentation/admin-guide/security-bugs.rst <securitybugs>` + :ref:`Documentation/process/security-bugs.rst <securitybugs>` もし Linux カーネルでセキュリティ問題を発見したように思ったら、こ のドキュメントのステップに従ってカーネル開発者に連絡し、問題解決を 支援してください。 @@ -237,13 +243,6 @@ Linux カーネルソースツリーの中に含まれる、きれいにし、 れるための基礎を学ぶことができ、そしてもしあなたがまだアイディアを持っ ていない場合には、次にやる仕事の方向性が見えてくるかもしれません。 -もしあなたが、すでにひとまとまりコードを書いていて、カーネルツリーに入 -れたいと思っていたり、それに関する適切な支援を求めたい場合、カーネルメ -ンターズプロジェクトはそのような皆さんを助けるためにできました。ここに -はメーリングリストがあり、以下から参照できます - - - https://selenic.com/mailman/listinfo/kernel-mentors - 実際に Linux カーネルのコードについて修正を加える前に、どうやってその コードが動作するのかを理解することが必要です。そのためには、特別なツー ルの助けを借りてでも、それを直接よく読むことが最良の方法です(ほとんど @@ -280,9 +279,11 @@ https://kernel.org のリポジトリに存在します。 大きな変更は git(カーネルのソース管理ツール、詳細は http://git-scm.com/ 参照) を使って送るのが好ましいやり方ですが、パッ チファイルの形式のまま送るのでも十分です。 - - 2週間後、-rc1 カーネルがリリースされ、この後にはカーネル全体の安定 - 性に影響をあたえるような新機能は含まない類のパッチしか取り込むこと - はできません。新しいドライバ(もしくはファイルシステム)のパッチは + - 2週間後 -rc1 カーネルがリリースされ、新しいカーネルを可能な限り堅牢に + することに焦点が移ります。この期間のパッチのほとんどは退行を修正する + ものとなります。以前から存在していたバグは退行には当たらないため、 + 送るのは重要な修正だけにしてください。 + 新しいドライバ (もしくはファイルシステム) のパッチは -rc1 の後で受け付けられることもあることを覚えておいてください。な ぜなら、変更が独立していて、追加されたコードの外の領域に影響を与え ない限り、退行のリスクは無いからです。-rc1 がリリースされた後、 @@ -308,9 +309,12 @@ Andrew Morton が Linux-kernel メーリングリストにカーネルリリー バージョン番号が3つの数字に分かれているカーネルは -stable カーネルです。 これには最初の2つのバージョン番号の数字に対応した、 -メインラインリリースで見つかったセキュリティ問題や +メジャーメインラインリリースで見つかったセキュリティ問題や 重大な後戻りに対する比較的小さい重要な修正が含まれます。 +メジャー安定版シリーズのそれぞれのリリースは +バージョン番号の3番目を増加させ、最初の2つの番号は同じ値を保ちます。 + これは、開発/実験的バージョンのテストに協力することに興味が無く、最新 の安定したカーネルを使いたいユーザに推奨するブランチです。 @@ -366,16 +370,10 @@ linux-next の実行テストを行う冒険好きなテスターは大いに歓 バグレポート ------------- -https://bugzilla.kernel.org は Linux カーネル開発者がカーネルのバグを追跡する -場所です。ユーザは見つけたバグの全てをこのツールで報告すべきです。どう -kernel bugzilla を使うかの詳細は、以下を参照してください - - - https://bugzilla.kernel.org/page.cgi?id=faq.html - メインカーネルソースディレクトリにあるファイル -admin-guide/reporting-bugs.rstはカーネルバグらしいものについてどうレポー -トするかの良いテンプレートであり、問題の追跡を助けるためにカーネル開発 -者にとってどんな情報が必要なのかの詳細が書かれています。 +'Documentation/admin-guide/reporting-issues.rst' +は、カーネルバグらしきものの報告の仕方、および、カーネル開発者が問題を +追跡する際の手がかりとなる情報についての詳細を説明しています。 バグレポートの管理 ------------------- @@ -388,15 +386,13 @@ admin-guide/reporting-bugs.rstはカーネルバグらしいものについて 道です、なぜなら多くの人は他人のバグの修正に時間を浪費することを好まな いからです。 -すでにレポートされたバグのために仕事をするためには、 -https://bugzilla.kernel.org に行ってください。もし今後のバグレポートに -ついてアドバイスを受けたいのであれば、bugme-new メーリングリスト(新し -いバグレポートだけがここにメールされる) または bugme-janitor メーリン -グリスト(bugzilla の変更毎にここにメールされる)を購読できます。 - - https://lists.linux-foundation.org/mailman/listinfo/bugme-new - - https://lists.linux-foundation.org/mailman/listinfo/bugme-janitors +すでにレポートされたバグの作業をするためには、興味のあるサブシステムを +見つけ、そのサブシステムのバグの報告先 (多くの場合メーリングリスト、 +稀にバグトラッカー) を MAINTAINERS ファイルで調べてください。 +そのアーカイブで最近の報告を検索し、できそうなものに力を貸してください。 +https://bugzilla.kernel.org でバグ報告を調べようとする人もいるでしょう。 +これは限られた一部のサブシステムのバグ報告と追跡に利用されるとともに、 +とりわけ、カーネル全体に対するバグの登録先となっています。 メーリングリスト ---------------- @@ -410,7 +406,7 @@ https://bugzilla.kernel.org に行ってください。もし今後のバグレ このメーリングリストのアーカイブは web 上の多数の場所に存在します。こ れらのアーカイブを探すにはサーチエンジンを使いましょう。例えば- - http://dir.gmane.org/gmane.linux.kernel + https://lore.kernel.org/lkml/ リストに投稿する前にすでにその話題がアーカイブに存在するかどうかを検索 することを是非やってください。多数の事がすでに詳細に渡って議論されてお @@ -621,7 +617,7 @@ Linux カーネルコミュニティは、一度に大量のコードの塊を ントの ChangeLog セクションを見てください - "The Perfect Patch" - http://www.ozlabs.org/~akpm/stuff/tpp.txt + https://www.ozlabs.org/~akpm/stuff/tpp.txt これらはどれも、実行することが時にはとても困難です。これらの例を完璧に 実施するには数年かかるかもしれません。これは継続的な改善のプロセスであ |